オランダの写真家・グラフィックデザイナー、
トゥーン・ミッシェルは1970年代後半、たびたびアメリカを訪れ、
リノやラスベガスなど西部の街をレンタカーで巡り、
ロードサイドのネオンサインを撮影しました。

1980年に発行されたこの写真集は、
ロマンチックなロードノベル的視点からは距離を置き、
昼と夜の対比を軸に構成されています。
当時評価を高めていたエグルストン、ショアなど
アメリカン・ニューカラーの作家たちの影響を感じさせつつも
デザイナーとしての感性と、ヨーロッパからの異邦人としての
視線が色濃く反映された一冊です。

1980年に高品質な印刷・製本で知られる
オランダのDRUKKERIJ ROSEBEEK と作者との共同で
1000部が発行され、1982年に750部が第2版として発行されました。

著者　TOON MICIELS
発行　DRUKKERIJ ROSEBEEK 1982年　第2版（750部）
体裁　20×20cm リング綴じ　58ページ
状態　並下　　表紙角に経年スレ角折れ、折込ページ1箇所大きな角折れ
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