江戸元禄期のベストセラー、湖南文山の訳本『通俗三国志』を書き写した写本。
本文の「謄写 辻武一郎」の署名から、筆者は明治末期から大正時代にかけて
佐賀県東与賀村の村長を務めた辻武一郎氏と推定されます。
その父・演年は「佐賀県干拓の父」と呼ばれた人物で、
長男の辻演武は陸軍中将、次男・日出麿は参議院議員という名家出身です。
文字に乱れがなく修正もごく僅か、当時の地元名士の高い教養が伺える貴重な資料です。
私家版 2冊セット
A4 厚紙の表紙・本文和紙・和綴じ
状態 経年のよれ、シミ、むしくいなどありますが
経過した年月を考えるとよく保存されていると思います。


















