それまでは漫画家やイラストレーターとしての活動が主だった
長新太が1959年に発表した絵本第2作目。
絵本として初めて文藝春秋漫画賞を受賞しました。
この作品に見られるベン・シャーンの影響を思わせる直線的な線画や
構図、色調は、その後の作風からは徐々に姿を消していきます。
やがてお馴染みのユーモラスな絵柄へと行き着いた長新太が、
1972年に全ページを改めて描き直したものが、
現行の『おしゃべりなたまごやき』へと繋がっています。
その絵柄の変遷を辿るという意味でも、とても重要な作品。
雑誌版はよく見かけますが、ハードカバー版は珍しいかもしれません。
作:寺村輝夫
絵:長新太
発行:福音館書店 | 1967年第2刷
A4ハードカバー | 20ページ、状態:並
付属のビニールカバー欠け、裏表紙に茶色のシミ
背の下部分にいたみ













