木をきって、ほだ木をつくり、しいたけのこまを打ち込んで…。
山の中でのしいたけづくりは、ちょっと大変だけど、みんなでやるとなんだかたのしい。
森のにおい、木の手ざわり、ひんやりした空気。
自然の中でいとなまれる仕事には、静かでやさしい時間が流れています。
やがてぽこんと顔を出すしいたけを、そっと見守るまなざしには、
小さないのちを育てるようなあたたかさがあふれています。
季節を感じながら食べものを育てるよろこびを伝えてくれる絵本です。
作 菊池日出夫
発行 福音館書店 2013
サイズ 25×23㎝ 28P おりこみふろく付き
状態 並上
経年劣化が少し見られますが
発行年を考慮すると状態は良い方です。
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