1800年代半ば、フランスの伯爵と結婚したロシアの貴族、
ソフィー・ド・セギュール伯爵夫人（1799–1874）によって書かれたこの物語は、
作者が孫たちのために書き下ろした数々の童話の一つです。
ライラックの森に住む、昔話ではおなじみの登場人物たち、
善良な王様と意地悪な継母、美しいお姫様、それから彼女の友達の猫と鹿が織りなす
古典的な物語に美しく印象的な線画を添えたのは
フランス生まれ、イラストレーターや漫画家として活躍した
ニコル・クラヴェルー（1940〜）。
ちょっとイタミが多いけど,とてもきれいな絵本です。
著者：Countess de Segur
絵：Nicole Claveloux
発行：Quist Publishing（アメリカ）, 1969
体裁：27.3×27.3cm ハードカバー 40ページ 英語表記
状態：可
カバーに経年のシミ、ヤブレ、折れ多数 一部補修(裏張り）あり
ひどくならないようにビニールでカバーをしています。
本体は比較的きれいですが、1ページ緑色のマジックによるいたずら書き
（写真をご確認ください）
